PTCヒーターとは ― カスタムヒーターを支える技術の基本
当社がご提供しているカスタムヒーターの多くは、PTC(Positive Temperature Coefficient)特性を持つセラミック素材をベースとしています。PTCヒーターは、「温まり続けるヒーター」というよりも、「自分でちょうど良い温度を保とうとする賢いヒーター」と表現した方がイメージに近いかもしれません。
このページでは、PTCヒーターの基本的なしくみと、当社が素材から生成するからこそ実現できる特長について、PTCに詳しくない方にも分かりやすいようにご説明します。
マキシマム・テクノロジー製PTCヒーターの特徴
「温まり続けるヒーター」と「自分でちょうど良い温度を保つヒーター」
一般的なヒーター(ニクロム線など)は、電源を入れている間、ずっと熱くなり続ける性質があります。そのため、加熱しすぎないようにするには、温度センサーやサーモスタットなどを組み合わせて、別途「温度を制御する仕組み」を用意する必要がある場合が多くあります。
一方で、PTCヒーターは少し性質が異なります。PTCヒーターに使われている材料そのものが、「ある温度を境に、電気の流れやすさ(抵抗)が変わる」という特性を持っています。そのため、ある程度の温度まで上がると、それ以上は電気が流れにくくなり、結果としてそれ以上は熱くなりにくいという特徴があります。
この性質をうまく利用することで、用途に応じて「あらかじめ決めた、ちょうどよい温度帯」で落ち着くヒーターを設計することができます。つまり、PTCヒーターは「自分で温度を調整しながら動作する、かしこいヒーター」と考えることができます。
素材からつくるからこその、カスタマイズ性と安定性
当社のPTCヒーターは、その核となるPTCセラミックを、国内工場で素材の状態から生成しています。単に出来上がった部品を組み合わせるのではなく、材料そのものを自社でつくることで、使用したい温度帯や電圧条件に合わせて、材料組成や特性を細かく調整することができます。これにより、「この温度で安定させたい」「この電圧で使いたい」といったお客様のご要望に、よりきめ細かくお応えすることが可能になります。
また、PTC素材の特性を最大限に活かすことで、小型・薄型でありながら、必要な発熱量をしっかりと確保できるように設計することができます。例えば、カメラ周辺やバッテリーパック内部のように、スペースに大きな制約がある場所でも、組み込みやすい形状・サイズのヒーターとしてご提案してきた実績があります。限られたスペースの中で「できるだけ小さく、しかししっかり温めたい」というニーズに対して、柔軟に対応できる点が大きな強みです。
さらに、対応可能な電圧の範囲が広いことも特徴のひとつです。DC12V・24Vといった車載用途向けの電源はもちろん、高電圧のバッテリーシステム、さらにはAC100V・200Vクラスの商用電源まで、DC12V〜800Vという幅広い電圧レンジに対応した設計が可能です。用途やシステム構成に合わせて、最適な仕様をご提案できる体制を整えています。
素材からつくるからこその、カスタマイズ性と安定性
当社のPTCヒーターは、その核となるPTCセラミックを、国内工場で素材の状態から生成しています。単に出来上がった部品を組み合わせるのではなく、材料そのものを自社でつくることで、使用したい温度帯や電圧条件に合わせて、材料組成や特性を細かく調整することができます。これにより、「この温度で安定させたい」「この電圧で使いたい」といったお客様のご要望に、よりきめ細かくお応えすることが可能になります。
また、PTC素材の特性を最大限に活かすことで、小型・薄型でありながら、必要な発熱量をしっかりと確保できるように設計することができます。例えば、カメラ周辺やバッテリーパック内部のように、スペースに大きな制約がある場所でも、組み込みやすい形状・サイズのヒーターとしてご提案してきた実績があります。限られたスペースの中で「できるだけ小さく、しかししっかり温めたい」というニーズに対して、柔軟に対応できる点が大きな強みです。
さらに、対応可能な電圧の範囲が広いことも特徴のひとつです。DC12V・24Vといった車載用途向けの電源はもちろん、高電圧のバッテリーシステム、さらにはAC100V・200Vクラスの商用電源まで、DC12V〜800Vという幅広い電圧レンジに対応した設計が可能です。用途やシステム構成に合わせて、最適な仕様をご提案できる体制を整えています。
「PTCヒーターを選ぶ」のではなく、「あたため方を一緒に設計する」感覚で。
当社は、「PTCヒーターという部品を買っていただく」というよりも、**「あたため方そのものを一緒に設計する」**というスタンスでお客様と向き合っています。どのヒーターを使うかよりも前に、何をどのような環境で温めたいのか、どのような制約条件があるのか、といったことを丁寧に伺うことを大切にしています。
ヒーター単体の性能はもちろん重要ですが、それ以上に、お客様の製品全体の中でどのように機能するかが重要です。製品の構造や使用環境、安全性の要件などを踏まえながら、**「この製品にとって最適なあたため方は何か」**を一緒に考えていきます。
PTCヒーターや電気的な仕様に詳しくない場合でも問題ありません。まずは、現場で起きていることや実現したいことを教えていただければ、専門用語は当社側でかみ砕きながらご説明しますので、どうぞ安心してご相談ください。
